中東からの原油供給が滞る中、ロシア産の原油を積んだタンカーが愛媛県今治市沖に到着しました。4日に太陽石油の製油所に原油を搬入する予定でしたが、高波のため、5日以降に持ち越されました。

今治沖に到着したのは、ロシア産の原油を載せたオマーン船籍のタンカー「Voyager」です。
太陽石油によりますと、原油は日本企業も出資するロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」で生産されたもので、経済産業省から「調達の依頼を受けた」ということです。
調達量については、「契約に関わるため明らかにできない」としています。また、経済産業省は「欧米諸国からロシア制裁の適用除外の確認がとれている」と説明しています。

アメリカによるイラン攻撃以降、ロシア産の原油が日本に到着するのは初めてです。

太陽石油によりますと、原油の搬入は天候状態をみながら5日以降に行うということです。
太陽石油は去年6月にも「サハリン2」から原油を調達するなど、これまでもロシア産を受け入れた実績があります。原油は、こちらの製油所でガソリンや軽油などに精製され、順次出荷される予定です。