2022年1年間に山梨県警が受けた110番通報は6万3000件余りで、前の年より12%増加しました。
通報増加の背景には新型コロナの影響とスマートフォンの誤った操作があるようです。

1月10日の110番の日を前に、6日はJR甲府駅前で110番通報に関する街頭キャンペーンが行われました。

甲府警察署の署員らが参加して駅の利用者にチラシを配り、110番の適切な利用を呼びかけました。

甲府警察署地域課 長田広明 課長:
事故に遭った、泥棒に入られた、不審者がいるなど緊急の場合はすぐに110番をお願いします。

2022年1年間に山梨県警が受けた110番通報は6万3598件で前の年より7200件余り、率にして12%増加しています。

増加した背景について県警は、去年は新型コロナの行動制限がなく人の動きが活発だったことがあると分析しています。

また、スマートフォンのタッチミスなど誤った操作で110番につながるケースが前の年の2倍以上の7865件に上りました。

このほか通報全体の1割以上が免許の更新など緊急性のないもので、警察は緊急でない問い合わせは相談ダイヤル「#9110」を利用するよう呼びかけています。














