青森県板柳町の臨時議会で統合小学校整備の関連経費を計上した今年度の一般会計補正予算案が全会一致で可決されました。統合小の整備の関連経費を盛り込んだ予算案はこれまで5度否決されていました。
板柳町の葛西健人町長は1日の臨時議会で統合校となる板柳南小学校の改修などの経費を盛り込んだ約15億円の補正予算案を提出しました。葛西町長は今回否決されると国と県からの交付金約11億円の申請を辞退することになると説明、改修への理解を求めました。
※板柳町葛西健人町長
「最後の機会となります。28年4月に開校できず見通しが立たない、町民はお許しになるのか」
これまで統合小整備の関連経費を盛り込んだ予算案は5度にわたり賛成「5」反対「6」で否決されていましたが、今回は賛成派の今浩一議長が「議員」として急きょ討論に加わりました。
「表決が終わるまでは議長席に復することができない」という議会会議規則を使い、反対派の副議長が議長席に。
賛成・反対が逆転する状況を作り出し採決で全会一致の可決に持ち込みました。
※葛西健人町長
「長かったですね。2年後の4月には450名の子どもたちが笑顔で元気に走り回る姿が浮かんできた。うれしかった」
1日の傍聴席には40人近い住民が訪れ、満席に。安堵の表情を浮かべました。
※町民
「町民の総意住民投票の結果に基づいて動くのが議員の仕事」
「うれしいというよりは安堵。今まで否決できてたのでやっと決まったなにより」
一方、これまで反対していた長内良蔵議員は「今後も議論をしながら町民ファーストの形で良いものを進めていきたい」と話しました。板柳町は再来年の4月の開校を目指して、統合校の改修にとりかかります。














