与那国島の沖合の海底でおよそ5年半前に見つかった旧日本海軍の250キロ爆弾、合わせて22発のうち4発について、海上自衛隊が来月(6月)、海上で爆破処理することが分かりました。

海上自衛隊によりますと、与那国島の樽舞沖で見つかったのは旧日本海軍の250キロ爆弾22発で、来月4日にこのうち4発を海上で爆破処理します。4発はいずれも信管が残ったままだということです。

爆破処理は久部良港の防波堤から320メートルの地点で実施される予定で、午前8時半から処理完了までの間、半径3000メートル以内の入水や潜水が禁止に、また半径300メートル以内の船の航行が禁止になります。与那国島ではこれまで不発弾が見つかった記録はなく、処理の実施も初めてとみられます。


不発弾は2020年12月、ダイバーによって海底で発見され、その後に海上自衛隊沖縄基地隊が潜水調査を進めたところ、同じ海域から22発が確認されたということです。

なかにはサンゴ礁と一体化するなどして移動させることができず、現状を維持するものもあるということですが、海上自衛隊は「いかりを下ろしたり強い衝撃を与えたりしない限り爆発する可能性は低い」としています。

22発のうちどれだけの不発弾が移動できるか不明ですが、自衛隊は今後数年をかけて処理する方針です。