ニューヨークで開かれているNPT再検討会議にあわせて、派遣された広島県の高校生らが国連の軍縮部門のトップに面会し、核兵器廃絶を訴える署名を手渡しました。

提出されたのは、全国各地の街頭やオンラインで集められた3万4000筆あまりの署名で、「核兵器禁止条約」の早期締結を求める内容です。

署名を提出した広島県の高校生は、学校や子ども食堂での活動を通して署名を集めたと説明し、「立ち止まって、平和について考えてもらうことが大切な一歩だと信じている」と話しました。

国連の軍縮部門のトップを務める中満事務次長は「対話をするためには逆の立場の考え方まで広く学んでみてほしい」とアドバイスしたうえで、「これからも平和のために考えて、声をあげ、行動してほしい」と応じました。

核軍縮に向けた道筋などについて話し合うNPT再検討会議では、被爆地広島・長崎の高校生や大学生がニューヨークに派遣されていて、会議の傍聴や現地の若者との交流などの活動にあたっています。

長崎市 鈴木史朗 市長
「世界で被爆の実相を発信していくその担い手として活躍している姿、大変心強く思いました」

高校生らの活動にも同席した長崎市の鈴木市長はこのように述べ、若い世代への期待を寄せました。