中国共産党は、株式市場を監督する証券監督管理委員会の前のトップについて「収賄の疑いがあった」として、党籍をはく奪する処分を決定しました。
国営の新華社通信によりますと、中国共産党中央規律検査委員会と国家監察委員会は先月30日、証券監督管理委員会の前主席易会満氏を調査した結果、職務上の立場を利用して融資や上場の審査で利益をはかり見返りに巨額の金銭を受け取っていたことなどが判明したと発表しました。
また、「党中央の資本市場に関する重要な決定に従うふりをしながら反発した」として、党籍はく奪と公職を解く処分を決めたということです。
易氏は中国4大商業銀行の一つである中国工商銀行の会長を経て、証券監督管理委員会の主席を2019年から務めていましたが、2024年2月に更迭され、去年9月、重大な規律・法律違反の疑いで調査を受けていると発表されていました。
習近平指導部は、汚職を取り締まる「反腐敗闘争」を強化していて、今年の1月には王祥喜・応急管理相に対する調査が発表されるなど閣僚や軍幹部の失脚が相次いでいます。
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