イラン情勢の悪化による原油の供給不足で休業していた温泉施設が営業再開です。
29日午前10時、兵庫県丹波篠山市の温泉施設「こんだ薬師温泉 ぬくもりの郷」。利用客が続々と訪れ、にぎわいをみせます。
(利用客)
「待ちに待ったという感じ」
「うれしいです」
実は、この施設は3月28日から休業していました。源泉を温めるためには、いまの時期だと1日約1200Lの重油が必要ですが、イラン情勢の悪化で十分な量の重油が調達できなかったからです。
あれから1か月たった4月29日。湯は十分に張られ、湯気が立っていました。営業を再開できた理由は…?
(こんだ薬師温泉 ぬくもりの郷 杉尾吉弘社長)「ここはもともと41.5℃だったんですね。(湯船が)大きいから、これを39℃にして、そこの小さな湯船を41℃にして入れかえることによって、重油の消費を減らしていく」
大きな湯舟と小さめの湯舟のお湯の温度を入れ替えることで、使用する重油の量を抑えることにしました。
ほかにも、週1日だった定休日を週3日に増やしたり、営業時間を1時間短縮したり。こうした工夫を重ねることで、重油が足りない中でも営業再開に踏み切ることができたといいます。
(こんだ薬師温泉 ぬくもりの郷 杉尾吉弘社長)「(Q定休日が増えると売り上げは?)落ちますね。(売り上げが)落ちても少ない赤字で済ますために。休業するよりはましやから」
1か月ぶりの再開に、常連客らは…
「1か月間別のところに行っていたけど、やっとここに入ることができた。やっぱり温泉はいいわ。ほっとする」
「最高ですね、ごっつぬくもりました。体が楽になりますね」
先行きの見えないイラン情勢。地域の憩いの場を維持しようと、試行錯誤が続けられています。
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