「料理を出しているような感覚」5000種類以上の音色を操り演奏を届けるために最終調整へ
鍵盤のわきにずらりと並ぶのはストップと呼ばれるつまみ。

オルガニストはこのつまみで音を調節しながら、5000種類以上の音を操ります。

オルガニスト 黒瀬恵さん「楽譜がレシピだとしたらこのストップが具材。いろんなものを引っ張ってああでもないこうでもないって料理している感じ。それで演奏会でみなさんにどうぞってしているお料理食べてくださいって。だから見てたら冷蔵庫に見えてくるでしょ」

音楽祭を目前に控えた4月23日に黒瀬さんは「最終調整」のためオルガンと向き合っていました。
気温や湿度など些細な変化でも響きが変わるというパイプオルガン。会場の作りによっても音の届き方が変わるため、実際に客席に降りて録音した音を流し、響きを確認します。

オルガニスト 黒瀬恵さん「下で聴くとやっぱり反響板が降りてるからバランスが悪く聴こえてしまう。1階席で聴いてもバランスがいいように音を組み替えようかなと思う。今は高い音が出るストップを足して下で聴いてもバランスよく聴こえるようにした。これは25年勘というか経験」
長年の経験に裏打ちされたプロの技で復活の音色を届けます。

オルガニスト 黒瀬恵さん「25年前の響きに戻ったオルガンをまた改めて聴いていただけるのはうれしいことですしみなさんの心に響く演奏にしたい」
ガルガンチュア音楽祭は5月5日まで開かれます。















