アメリカ・イスラエルによるイランへの軍事攻撃で、イギリス国内からは批判の声も

JNNロンドン支局 加賀千草 支局長:
今回の国賓訪問についての発表時に、イギリス王室は今回の訪問は両国の共通の歴史、それ以来発展してきた経済や安全保障、文化の結びつきについて認識する機会となるだろうと発表しています。

アメリカの独立250周年を記念する行事ではありますが、3月末に始まったアメリカとイスラエルによるイランへの軍事攻撃があり、イギリス国内からは反対の声が上がることも予想されていました。

そんな中で、今回のアメリカへの国賓訪問を決めたのは長期的な両国の強固な繋がりのために決定した形です。

イギリス国内では反対の声も上がっています。

イギリスの野党党首のエド・デイビー氏はトランプ氏について「彼が違法な戦争を始めたのが要因で、イギリス国内の光熱費が高騰し、各家庭が崖っぷちに追いやられている。トランプが我が国を侮辱したため、国王の訪米は中止すべき」とコメントしています。

また、イギリスの大手新聞ガーディアン紙には、サーカスの団長に扮したチャールズ国王と、ライオンの姿に合成されたトランプ大統領の写真が掲載されていました。

暴れん坊のトランプ大統領を、イギリス国王として手なずけられるのかという皮肉を込めて現地の大手新聞なども国賓訪問に注目しています。

スキンケア研究家 三上大進さん:
イギリスの国民からは、今回の訪米に否定的な意見があがっているようですが、実際にはどんな声が聞かれますか。

JNNロンドン支局 加賀千草 支局長:
世論調査でも(訪米に)反対が賛成を大きく上回っているような状況です。また街の人に聞いても、「チャールズ国王を国賓として訪問させることで、共犯者とみられるのではないか」といった危惧がかなり大きな声となって出てきています。