「若い世代にも、献血に関心を持ってほしい」と、20歳の男性が岡山県赤十字血液センターの1日所長に委嘱されました。

1日所長を委嘱されたのは、倉敷市の会社員・今井新之介さん20歳です。

岡山県では、この10年間で10代から30代の献血者が約4割減少しています。このため、「若い世代を中心に献血の重要性を伝えてほしい」と、高校3年生からいままでに6回献血してきた今井さんが、1日所長に任命されました。血液の安定確保のため献血への協力を呼びかけます。

(岡山県赤十字血液センター1日所長 今井新之介さん)
「血液を必要とされている方々に提供できるということは、その方の命を救うことの力になれると考えています。多くの若者に『献血の素晴らしさ』を知っていただき、献血に足を運んでいただけたら」

今井さんは一日所長として、岡山県庁や報道機関を訪れ、献血活動のPRを行うということです。