日銀はきょうまで金融政策決定会合を開いています。中東情勢の影響を見極めるため「利上げ」は見送る見通しです。
日銀はきょうまで決定会合を開いていますが、中東情勢が不透明な中、今回も日銀は身動きが取れないとの見方が大勢です。
議論の最大の焦点となるのは、中東情勢の経済と物価への影響です。価格が高どまりしている原油は、さまざまな日用品にも使われているだけに、日銀内でも物価高への危機感は強まっています。
ただ、その程度や持続性を見極めるのは難しいうえ、経済活動の停滞による景気悪化の懸念も拭えません。
物価と景気という2つのリスクに直面する日銀ですが、“物価を抑えるために先んじて利上げすべき”との見方は広がりを欠いていて、今回は政策金利を据え置く方向で議論するものとみられます。
ただ、この先も利上げに慎重と市場に受け止められれば、円安に拍車をかけるおそれもあり、植田総裁が会見で、物価の抑制にどこまで強い姿勢を示せるかが焦点です。
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