■フィギュアスケート[ペア 三浦璃来&木原龍一 引退会見(28日、東京都内)

ミラノ・コルティナオリンピックのフィギュアスケートペアで金メダルに輝いた“りくりゅう”こと、三浦璃来(24、木下グループ)と木原龍一(33、木下グループ)が28日、引退会見に臨んだ。冒頭から涙を流した木原に三浦は「泣かないで」と笑顔を向けた。

今後はプロとして活動するという2人。常々、ペアの魅力をもっと知ってほしいと語っていた三浦は、「ペアって楽しいんだよっていうことと、やっぱり楽しむっていう気持ちがすごく大切だと思うので、まず初めはペアすごく楽しいんだよっていうことを純粋に伝えたい」と、未来のスケーターへアドバイス。

木原は「乗り越えられない壁を、2人だと乗り越えられるときがあるんだよっていうことを僕はすごい伝えたいなっていうふうに思います」と、2019年のペア結成から二人三脚で歩んできた2人の絆の強さを伺わせ、「本当に1日2日、1年2年でうまくいかなくても、心が折れなくていいんだよっていうことを伝えたいですし、続けていけば必ず花が咲くときがあるんだよっていうことを後輩たちに伝えていきたい」と、笑顔で語った。

“りくりゅう”は2025年の世界選手権で2大会ぶり2度目の金メダルを獲得。同年12月のグランプリファイナルでも優勝。ミラノ五輪団体ではショート、フリー共に会心の演技で自己新をマークし、日本の2大会連続銀メダルに貢献。個人戦でも悲願の金メダルに輝いた。25日に行われたミラノオリンピック・パラリンピック日本代表選手団の応援感謝パレードにも2人揃って参加。パレードの途中で木原が三浦をリフトで持ち上げるパフォーマンスを披露すると、大観衆から大きな歓声が上がった。「全てやり切った思いなので、一切の後悔がありません」と話した木原に対し、三浦は「私にとっては木原龍一くんが私の一番のパートナーだと思っている」と笑顔を見せた。

りくりゅうの2人は、5月1日と2日に兵庫県で行われるアイスショーへの出演を予定している。