アメリカのトランプ大統領とメラニア夫人は、ABCテレビの人気深夜番組の司会者ジミー・キンメル氏が暴力を煽る発言をしたとして、番組から降板させるよう求めました。

キンメル氏は、トランプ大統領が出席した夕食会での銃撃事件の2日前、ABCテレビの番組でこの夕食会をパロディーにした企画を披露し、メラニア夫人を「妊娠した未亡人」などと揶揄しました。

これについてトランプ大統領は27日、「多くの人がキンメル氏による暴力の扇動に憤慨していることに感謝する。あまりにも常軌を逸している」と投稿したうえで、「ABCテレビと(親会社である)ディズニーから、ただちに降板させられるべきだ」と書き込みました。

また、メラニア夫人もSNSで「キンメル氏の憎悪に満ちた暴力的なレトリックは、我が国を分断することを目的としている」などと批判しました。

キンメル氏は去年、保守系の政治活動家チャーリー・カーク氏が銃撃され死亡した事件をめぐり、「トランプ大統領の支持者が容疑者を批判して政治的な利益を得ようとしている」と発言したことが問題視され、番組が一時、休止となっていました。