第31回全日本高校女子サッカー選手権大会は1月5日、準決勝が行われ、2年ぶりの女王奪還を狙う藤枝順心(静岡/東海1)は、決勝行きの切符をかけ、作陽(岡山/中国1)と対戦しました。
女王返り咲きまであと2勝の藤枝順心は、前半から試合の主導権を握ります。17分のCKから、エースFW正野瑠菜選手(3年)がヘディングシュートを放つも、相手GKがキャッチ。さらに34分、ロングボールに反応したUー17日本代表MF久保田真生選手(2年)が裏に抜け出しますが、作陽ディフェンスのクリアにあい、得点ならず。0−0で前半を折り返します。
試合が動いたのは後半11分でした。久保田選手が粘り、MF下吉優衣選手(2年)へとボールが渡ると、ミドルレンジからシュート!相手に当たり、そのままゴールイン。これが待望の先制点となります。下吉選手にとってもうれしい今大会初ゴールでした。
しかし、悲願の初優勝を狙う作陽もあきらめません。セットプレーから何度もチャンスを作ります。さらに試合終了間際にもビッグチャンスを作りますが、順心の集中力が勝り、このままタイムアップ。虎の子の1点を守り抜いた順心が勝利し、2年ぶりの頂きへ、残すは決勝戦です。
運命の決勝戦は1月8日(日)、強豪・十文字高校(東京)と対戦します。
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