■MLB ドジャース 12ー4 カブス(日本時間26日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの佐々木朗希(24)が本拠地でのカブス戦に今季5度目の先発登板。5回0/3、99球を投げ、被安打7(被本塁打3)、奪三振5、四死球2、失点4(自責点4)と粘りの投球を見せ、今季初勝利を挙げた。白星は昨年5月4日のブレーブス戦以来で、メジャー通算2勝目となった。

試合後、佐々木は「内容も良くない中で自分の中でもどかしさはあるんですけど、自分のできることを常にやっていって、シーズン始まったばかりなので、終わった時にしっかり形になるようにやっていくしか僕はコントロールできないので、それを大事にしています」と話した。

試合は2回、鈴木誠也(31)に先制弾、さらにM.バレステロス、M.アマヤに被弾するなどこの試合3被弾で4失点。しかしドジャース打線は1点を追う4回にF.フリーマン(36)に勝ち越し打が飛び出すなど打者一巡の猛攻で逆転に成功。佐々木は6回、無死一、二塁と走者を背負ったところで降板となったが、リリーフ陣がピンチを断ち切る好投を見せ、佐々木は自身のボブルヘッドデーで勝利を手にした。

「フォークのコントロールも良かったので、一番カウントを取る上で楽な選択だった」と振り返った佐々木。「後はフォームも良くなっているところはあるので、引き続き良くしていきたい」と手応えも口にした。

一方で課題については「投げ切れたボールを打たれたシーンもありましたし、後はちょっと取りに行ったところを打たれたのもあったので、反省の仕方はそれぞれなんですけど、今持っているものを発揮した中なので、引き続きストレートと変化球と質を高めることを大事にしてやっていきたいです」と前を向いた。

今季初勝利には「良かったなという気持ちは素直にありますし、打線にも後に投げたピッチャーにも助けられたので、本当に今日は助けられて勝てたなと思います」とチームメイトへの感謝を述べた。その上で「まずは自分のパフォーマンスを高めることに集中してやっていかないといけないなと思っています」とこの1勝を弾みに更なる成長を誓った。

指揮官のD.ロバーツ監督(53)は「今夜がこれまでで一番良い登板だったと思う」と佐々木を評価。続けて「数字だけではその良さは伝わらない。ホームランを3本打たれたけど、空振りを取れていたし、ストライクゾーンでの球も良かった」と語った。

さらに「彼の成長にとってすごく重要だよ。今はローテーションの後ろにいるけど、まだ発展途上だし、メジャーでのイニング数もプロとしての経験もまだ多くない。だから毎登板ごとに成長していくことが大事」と今後に期待を込めた。