新型コロナウイルス感染について宮崎県の河野俊嗣知事のコメントを全文掲載します。
新型コロナウイルス感染を巡る知事コメント
今回、私が新型コロナウイルスに感染したことにつきましては、感染防止対策を指導すべき立場にあって、自分の体調を適切に管理できなかったことを深く反省しています。
いま振り返ると、12月30日から多少の喉の痛みを感じていましたが、選挙後ずっと喉がいがらっぽい状態が続いており、選挙で喉を酷使した影響によるものと考えていました。倦怠感なども、1日夕方まではありませんでした。
29日、30日は、挨拶回りで県内各地を訪れました。31日は、15時過ぎに宮崎神宮・宮崎県護国神社に参拝した後、16時ごろに宮崎八幡宮を訪れたところ、お声がけいただいて大祓式に参加しました。
また、1月1日は14時頃に、初詣のため宮崎神宮及び宮崎県護国神社を訪れ、それ以外の時間は公舎で過ごしていました。
外出時は常時マスクを着用しており、初詣の行列に並んだり、お声がけいただいた方に挨拶したりはしましたが、濃厚接触に当たるような方はありません。
1月1日の夕方から倦怠感を感じ、1月2日の朝に発熱があり、抗原検査キットによるセルフテストで陽性が判明したものです。
選挙後の疲れとコロナ感染の兆候が紛れてしまった部分はありますが、感染防止対策を指導すべき立場にある者として、もっと慎重に判断し、行動すべきであったと反省しております。
なお、報道各社へのプレスリリースにおいて、1月1日の私の行動履歴を「公舎などで過ごす」と記載したことについては、初詣自体が知事の職務に関わるものでないことに加え、その過程で濃厚接触などがなかったことを踏まえ、県民に無用の不安を与えないようにという職員の判断もあってのことですが、県民の皆さまへの正確な情報提供を第一に考えて対応すべきであったと考えており、心よりお詫び申し上げます。
今後はこのようなことが無いように、迅速かつ正確な情報提供を徹底してまいります。
あらためまして、年頭の各種行事出席がキャンセルとなり、多くの皆様にご迷惑をおかけすることとなり、誠に申し訳なく思います。
引き続き療養に専念し、万全の体調での職務復帰を目指してまいります。