東京都内の今年1月から3月までの特殊詐欺による被害額はおよそ155億3000万円と、去年の同じ時期と比べて36%増えたことが警視庁のまとめでわかりました。
被害額は史上最悪を記録した去年を上回るペースで、背景には「SNS型投資詐欺」の急増があります。
「SNS型投資詐欺」はSNS上で「絶対儲かる」「高利回り確約」などと被害者を信頼させ、架空の投資話で複数回にわたって現金をだまし取る手口です。
この被害額は82億3000万円で、去年の同じ時期と比べるとおよそ1.8倍に増え、特殊詐欺の被害額全体のおよそ半分を占めています。
増加の背景には、NISAの普及などで投資が社会に浸透したり、AIの発展で有名人になりすました偽広告などが本物と見分けがつかなくなったりしていることがあるとみられています。
警視庁は「『絶対儲かる』といった甘い言葉を信じないでください。『元本保証の投資はない』という適正なリターン水準を理解し、金融庁登録業者かどうか確認してください。不審に思えば警察に相談してほしい」としています。
また、実際には会うことなくSNS上の連絡で恋愛感情を抱かせ現金をだまし取る「SNS型ロマンス詐欺」の被害額もおよそ17億7000万円と、去年の同じ時期と比べて、およそ1.4倍に増えました。
注目の記事
水深1200mに“大きな白い眼” 新種「オオメダマヨコエビ」発見の裏側…「名前がないと絶滅すら分からない」33歳研究者が「深海の小さな生き物」を追う理由

「それしか道はないの? 私はもうお断りします」 82年前に台湾疎開、難民となった池間キヨ子さん(93) 現代の “有事” 懸念に… #あなたの623

「片手音楽の魅力を知っていただけたら」局所性ジストニアと向き合う音大院生が目指す芸術

【定説を再検証】「九州に熊はいない」は本当か? 過去の捕獲記録や研究者・登山ガイドへの取材で 改めて真相に迫る

「青信号と何が違う?」赤に三方向矢印 信号機のナゾ 青が永遠に出ない場所も…その理由を探ってみた

サッカーW杯の勝敗を左右する?今大会公式球「トリオンダ」に注目…「回転した時の曲がりが大きい?」スピンをかけたファーポストのコーナー狙いが有効









