パン製造小売業の(有)うす和が今月15日に富山地裁の破産手続きの開始決定を受けていたことが、帝国データバンクの調べでわかりました。負債総額は約3900万円(うち金融債務約3800万円)です。

「うす和」は昭和の時代から地域の食卓を支え、1997年11月に法人改組されたパン製造小売業者です。富山市八尾町の本店を拠点に、食パンや各種調理パンの製造・小売りを手がけていました。

売上高は2003年7月期に約8500万円を計上していましたが、2015年7月期には約3000万円にまで落ち込み、赤字経営が続いていました。

本店を置く八尾地区での高齢化の進行によるパン消費量の減少に加え、富山市街地や周辺地区の同業者との競合激化、さらに近年の小麦など原材料価格の高騰が経営を圧迫していました。

3月17日に自己破産を申請、事業継続を断念し、今回の措置に至りました。