公園で飼育するサルの数を減らすよう市議会で発言する見返りに、現金100万円を受け取ったとして、現職の米子市議会議員が逮捕された事件。現金を渡したとされる男性が代表を務めていた企業が、公園の管理業務を行う現在の事業体からの脱退を申し出ていたことがわかりました。

米子市の都市公園など、およそ110の施設について、4月1日から、3つの企業で構成される事業体が、指定管理者に指定されています。

22日に開かれた米子市議会の委員会で、この事業体から1社が脱退するという申し出が、市側にあったことが明らかになりました。

この指定管理業務を巡っては、管理する施設の一つ湊山公園で飼育するサルの数を減らすよう議会で発言する見返りに、2024年6月頃、現金100万円を受け取った受託収賄の疑いで、市議会議員の稲田淸容疑者が、逮捕・送検されています。

脱退の意向を示しているのは、稲田容疑者に100万円を渡したとされる男性が、当時代表を務めていた企業です。

市民や米子市、現在の事業体に対して、信用を失墜させ、迷惑をかけたことなどを脱退の理由にしているということです。

米子市 都市整備課 本干尾崇史課長「現在の管理の状況、脱退で想定される課題について管理の能力が継承されるか確認して、市民サービスに低下が生じないということを確認したうえで対応していきたい。」

市は、20日から施設の管理方法や管理状態、人員体制について現場確認などを行っていて、支障がないと確認できれば、2社による事業体での業務継続を認める方針を示しました。