中国の3月のロシアからの原油輸入量が去年の同じ月から13.8%増えました。中東情勢の混乱が続くなか原油の供給を安定させる狙いがあります。
中国税関総署によりますと、3月の中国のロシアからの原油の輸入量は1007万トンで、去年の同じ月から13.8%増加しました。
中国にとってロシアは原油の最大の輸入先ですが、さらに輸入量を増やした形です。
一方、ロシアに次ぐ原油の輸入先であるサウジアラビアからの輸入量は586万トンで、去年の同じ月から30.6%減少しました。ホルムズ海峡が事実上封鎖されていることが影響しているものとみられます。
また、去年3月にはほぼ輸入していなかったインドネシアから、558万トンの原油を輸入したということです。
ロイター通信は、近年、中国がアメリカの制裁の対象になっているイラン産の原油をインドネシア産と偽って輸入していると報じていて、アメリカとイスラエルがイランに対し軍事攻撃をはじめたあとも中国はイラン産の原油を輸入し続けている可能性があります。
中国としてはホルムズ海峡の事実上封鎖の影響を受けない形で原油を輸入し供給を安定させることで、経済への打撃を最小限にしたい狙いがあります。
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