新潟市で新春恒例の初競りが行われ、市場関係者は新型ウイルスの終息と今年一年の商売繁盛を願いました。
新潟市の中央卸売市場で5日朝に行われた初競り。
市場関係者のほか、新潟県の花角知事や新潟市の中原市長らおよそ400人が参加しました。

次々に運び込まれてきたのは、縁起物の宝船!
宝船に乗った野菜と果物は合わせて42艘で、最高8万円のご祝儀相場で次々と競り落とされました。

新潟中央青果によりますと、去年一年間で出荷された県産の野菜と果物は前の年と比べて豊作傾向だったそうですが、先月のクリスマス寒波でキュウリやレタスは出荷量が減り、値段が高くなっているということです。

【新潟中央青果 岩名久人 取締役主管】
「ここ数年、非常に天候に左右されている一年ですので、今年こそは安定した天候であって、生産が安定的にできて安定的に供給できるような、そんな一年になればいいなと」

5日に出荷された野菜や果物はあわせて250トン。
市場関係者は新型ウイルスの一刻も早い終息と今年一年の活発な商いを願っていました。