【家計を直撃】命をつなぐ通院、重くのしかかる通行料
また、しまなみ海道の通行料に関する経済的な負担も、住民に重くのしかかっています。
愛媛県今治市が過去に行ったアンケートでは、実に75%もの人が「通院時の通行料が負担」と回答しました。
命をつなぐための通院や、日々の通勤・通学のたびに重くのしかかる通行料に対し、島民からは「生活道路としての割引制度を」という悲痛な声が上がっています。

事態の打開へ、今治市も民間と連携した模索を始めています。
島しょ部の住民を目的地まで送迎する会員制タクシーや、住民同士で送迎を行うライドシェアサービスなど、地域の交通手段の確保を進めています。
経済的な負担の軽減へ、市は2026年8月をめどに島しょ部の住民を対象に新たなアンケートを実施し、回答した世帯へ食料品や燃料費などの購入に使用できる1万円分のクーポンを配布する予定です。
【絶景の道か、生活の道か】
世界中の観光客を魅了する「絶景の道」は、島の人々にとって命と暮らしをつなぐ「唯一の道」でもあるのです。
光と影が交錯する開通20年。
真の利便性とは何なのか、地域を挙げた模索がこれからも続きます。














