3年ぶりに、全国的に行動制限がなかった年末年始が終わり、きょう(4日)から官公庁や多くの企業で仕事始めです。エリアでも様々な動きがある2023年。卯年を「飛躍の年にしよう」と、各地でトップらが年頭の挨拶をしました。

ー年末年始はいかがでしたか?

(街の人は)
「行動制限がないから、非常によかったです。今年は温泉にも行けましたし」

「家で友達とゲームをして、一緒に年越しをした」

「広島の祖母の家に帰っていました。本当に久しぶりだったので、充実した正月だったかなと思います」

正月休みも終わり、いつもの通勤風景が戻ってきた岡山市中心部です。街では「連休で鋭気を養い職場に向かう人」「正月気分が抜けないといった人」など様々です。

ーきょうから仕事ですか?

「そうですね、きょうからです。気分が乗らないですけど頑張ります」

「11連休で、ゆっくり休んでいました。職場の皆と初詣に行って、これから頑張っていけたら」

官公庁では、「仕事始め式」が開かれました。去年9月に就任した香川県の池田知事は、初めての年頭のあいさつです。

(池田豊人香川県知事)
「モノづくりをしっかりと香川県内に根付かせて、新しいスタートの年にしたい」

(大森雅夫岡山市長)
「今年は『岡山創造劇場ハレノワ』がオープンします、街の面的な活性化、市民の心の充実につなげていく」

2023年9月には、文化・芸術の拠点となる「岡山芸術創造劇場」がオープンするなど、岡山市は新たな街づくりの動きが活発化します。

(大森雅夫岡山市長)
「今年は卯年にふさわしく、岡山市もより一層の飛躍に向けて前進していきたい」

また、今年の「G7広島サミット」に伴う関係閣僚会合を控える倉敷市や高松市は、「世界に情報を発信するチャンスの年」と捉えています。

(G7倉敷労働雇用大臣会合推進室 上田 哲三 室長)
「G7各国の大臣を迎えて、成功して終えられるように頑張っていきたい」

物価高やウクライナ情勢など様々な不安要素はあるものの、今年こそは良い年に…そう願わずにはいられない2023年の仕事始めです。