アメリカで公共交通機関でのマスク着用義務について、裁判所が「無効」と判断したことを受けて、航空会社などが相次いで着用義務を撤廃しました。
アメリカ・フロリダ州の連邦地裁は18日、CDC=アメリカ疾病対策センターが新型コロナ対策として義務づけていた公共交通機関でのマスク着用について、「保健当局の権限を超えている」として、「無効」とする判断を示しました。これを受けて、ユナイテッド航空など航空大手が相次いで、主に国内線の乗客のマスク着用義務を撤廃。
鉄道やバスのマスク着用義務も全米各地で撤廃されましたが、ニューヨーク市では空港や地下鉄で着用義務が維持されるなど、対応がわかれています。ホワイトハウスのサキ報道官は、裁判所の判断に対する対応を司法省が検討していると明らかにしましたが、バイデン大統領は、マスク着用を続けるべきかどうかは「その人次第だ」と答えています。
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