アメリカのトランプ大統領は、イランとの戦闘が終わりに近づいているという認識を示し、「石油価格は大幅に下がる」と主張しました。
司会者
「“過去形”で話をしているが、この戦争は終わった?」
アメリカ トランプ大統領
「終わりに近づいていると考えている。何が起こるか見てみよう。イランは強く合意を望んでいる」
トランプ大統領は、15日に放送されたFOXビジネスの番組で、「イラン側がアメリカとの合意を強く望んでいる」などとして、「戦闘は終わりに近づいている」と主張しました。
一方で、「我々がいま撤退したらイランの復興には20年かかる。我々の仕事はまだ終わっていない」とも強調しました。
また、トランプ氏は高騰する石油価格について、「戦闘が終結すれば大幅に下落する」と主張しました。
アメリカ トランプ大統領
「石油価格はかつての水準まで下がるだろう。これが終わるころには、元の水準か、それよりも安くなっているだろう」
トランプ氏は、「11月の中間選挙の時期は石油価格が高いという人もいるが、私はそうは思わない」などと語り、近く価格が大幅に下がるという認識を示しました。
一方、ウォール・ストリート・ジャーナルによると、アメリカ軍のイランの港湾に出入りする船舶への封鎖措置により、イランは1日あたり、およそ4億3500万ドル=日本円でおよそ700億円の損失が見込まれるということです。
これはイランが1日あたり150万バレルの原油を、1バレルあたりおよそ87ドルで輸出することなどを前提に、アメリカのシンクタンクが試算したものだということです。
アメリカ軍は現在も封鎖措置を続けていて、イランに経済的な圧力をかけることで戦闘終結に向けた協議を有利に進める狙いがあるものと見られます。
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