空から色んなものが降ってくる

2021年には住宅街を飛ぶオスプレイから、ステンレス製の水筒が落下する事故が発生。

オスプレイが住宅街に落とした水筒

千恵美さん:
「飛行状況も酷くなっていますし、水も危険だから買ってる。事故当時よりどんどん色んなことが酷くなっているから。私の代で解決できればと思っています。解決したい」

子どもたちの空を守りたいと、千恵美さんは2018年から国や政治家への要請行動を続けてきました。その一方で。ジレンマに苛まれることも。

千恵美さん:
「娘が3年生の時に書いた感想文で。それを娘が4年生の時に私がたまたま見つけた」

住宅や学校上空を飛ばないよう要請行動に駆け回った与那城さん(前列左から2番目)

3年生の時に心丸さんが書いた感想文には、資料作成や議員との調整などに追われ、東京での要請行動では家を留守にするお母さんへの思いがつづられていました。

心丸さん:
「さみしかったです」

安全な空にするための行動だが…

千恵美さん:
「ずっと苦しいです。今回も行っている時に、ちょっと学校でいろいろあったみたいで、私は今ここで何やってるんだろうと思って。東京で。もう早く行かなくていいようになればいいなとはいつも思っています」

いまだ返らぬ普天間の隣で続く基地被害。その現状を訴えることもまた、大きな負担になっている現実があります。将来は大学進学を目指す心丸さん、第一志望は東京の学校です。

米軍ヘリは何機も連なって住宅地上空を飛ぶことも

心丸さん:
「東京に行きたい理由は、全てが揃っている。何でもあるから」

――例えば何が?

「静かさはあるかもしれないです」