■MLB ドジャース 2ー1 メッツ(日本時間15日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの山本由伸(27)が本拠地でのメッツ戦に今季4度目の先発登板し、今季最長の7回2/3、104球を投げて、被安打4、奪三振7、四球1、失点1(自責1)。2回以降無失点の好投した山本だが、8回に連打を浴び2死一、三塁と走者を背負った場面で降板。勝ち負けはつかず今季3勝目はお預けとなった。しかし打線は1ー1の同点で迎えた8回にK.タッカー(29)の適時打で勝ち越し、チームは逆転勝利を飾った。

試合は1回から動いた。山本の立ち上がり、先頭のF.リンドーアにカウント2ボールからの3球目、153kmのフォーシームを振り抜かれると、打球はライトスタンドへ。いきなり先制本塁打を許した。その後、L.ロバートJr.、B.ビシェットと後続を断った山本だが、今季初の初回失点となった。

1点を追いかける展開となった打線はその裏、打線はタッカーが四球、W.スミス(31)が二塁打を放つなど1死二、三塁のチャンスを作る。すると続くF.フリーマン(36)の一ゴロ間に1点を取り返した。試合は振り出しに戻り、山本の2イニング目、変化球を駆使し1死から6番・B.ベイティ、続くM.ビエントスを連続三振に仕留め出塁を許さず。

3回はこの回先頭のM.セミエンを力のある直球で押し込み追い込むと、最後はスプリットで見逃し三振。その後2死を奪い、1回に先制弾を許したリンドーアを迎えるもフルカウントからカットボールで空振り三振とした。徐々に調子を取り戻していった山本は、中盤に入った4回、2番・L.ロバートJr.から始まる上位打線を全て内野ゴロに打ち取り無失点に抑えた。

1ー1のまま投手戦となったこの試合、5回も三者凡退と好投の山本。後半戦に入った6回のマウンドでもテンポ良く0点で抑えた。終盤7回では2死からビシェットに左二塁打、続くF.アルバレスに四球を与え2死一、二塁とピンチを背負った。それでも続くベイティから空振り三振を奪う気迫の投球。相手打線に本塁を踏ませず無失点で凌いだ。

しかし8回、2死からC.ベンジに左安打、リンドーアに右安打を許し2死一、三塁とピンチを招いた。ここでD.ロバーツ監督(53)がマウンドに向かい山本は降板。2人目・B.トライネン(37)が登板し、2番・ロバートを見逃し三振に抑える見事なリリーフで救った。

7回までメッツの先発・N.マクリーンに対し、追加点を挙げることができなかった打線。それでも8回裏、メッツは2人目・B.レイリーに対し、M.ロハス(37)が四球、大谷翔平(31)が申告敬遠で1死一、二塁と好機を作った。すると2番・タッカーにレフトへの適時打が飛び出し、待望の勝ち越し点を挙げることに成功。1点リードで9回はA.ベシア(30)が締めドジャースは逆転で勝利を掴んだ。

山本はメッツ戦で2024年にレギュラーシーズン、ポストシーズンの双方で登板しているが、いずれも勝ち負けはついておらず。この試合では1回に先頭打者被弾も、その後は大きく崩れることなく試合をまとめた。開幕から全4試合でクオリティスタート(QS)の好投となったが、今季3勝目はお預けとなった。開幕戦では日本人投手史上初の2年連続開幕白星の快挙を達成した山本。しかし2度目の登板では6回2失点の粘投も黒星。前回登板では、ブルージェイズを相手に7回途中1失点6奪三振と好投、A.ベシア(29)の好リリーフもあり、昨季ワールドシリーズ連覇の地で2勝目を掴んでいる。