年明け最初の取引となったきょうの東京株式市場では、日経平均株価が一時400円以上値下がりしました。東証から中継です。
市場の重しとなったのは今年日銀が金融緩和をさらに縮小するという観測です。相場の格言で、「跳ねる」とされるうさぎ年ですが大幅な値下がりでのスタートとなりました。
けさ、東京証券取引所では、恒例の大発会が開かれ、新年最初の取引が始まりました。
日経平均株価は、取引開始直後から半導体関連株や自動車など輸出関連株の値下がりが目立ち、下げ幅を拡大。結局、去年の年末の終値に比べて369円の値下がりで午前の取引を終えました。
新年早々株価の重しとなったのは円高です。
きのう、日銀の金融緩和縮小観測から円相場は一時1ドル=129円台と7か月ぶりの水準にまで円高が進みました。
去年、歴史的な円安が進み、10月下旬には一時1ドル=151円台という32年ぶりの円安水準を記録しましたが、その後、およそ2か月半で20円以上も円高・ドル安に戻したことになります。
うさぎのようにぴょんぴょん跳ねるようなイレギュラーな円相場の動きは企業にも投資家にもリスク要因となるため、格言通りに「跳ねる」うさぎ年となるかは不安な滑りだしとなりました。
注目の記事
“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】事故から2週間...下校中はねられた女子中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い越し若い命が危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかるその恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
