岡山県内の昨年(2022年)の交通事故の死者数は74人と、前の年より3割以上増加しました。前年より増加したのは3年ぶりです。

岡山県警によりますと、2022年に交通事故で死亡した人は74人で、前の年に比べ17人増えました。前年を上回ったのは2019年以来3年ぶりです。

一方で、全ての死者のうち「高齢者が占める割合」は59.5%で、3年ぶりに60%を下回りました。主な要因として、「自損事故」や「正面衝突」など、運転者の一方的な過失のほか、「自転車の用水路等への転落」が増加しているということです。

岡山県警は、少しの注意で防げる死亡事故が多いことから、「安全確認を十分に行い、これからの時期は路面の凍結にも注意してほしい」と呼びかけています。