2023年、新しい年を迎え、エリアのリーダーたちは「2023年がどのような1年になる」と捉えているのでしょうか?岡山の政財界のトップに、今年の展望などを伺いました。

(中継 岡田美奈子アナウンサー)
岡山の政治・経済を牽引するおよそ240人が、岡山市中区の岡山国際ホテルに集まりました。岡山経済同友会の新年祝賀互礼会です。会場では、感染症対策をとった上で行われています。

会場では「行動制限の緩和により、コロナ前に近い水準になっている」という前向きな声や、「少子高齢化などの課題がある中で、ここで何かを変えていかなければ」という声も聞かれました。



岡山の政治・経済のリーダー4人の方にお越しいただきました。皆さんには、事前に
「2023年の展望と抱負」についてフリップにお書きいただいています。

まずは岡山県の伊原木知事です。

(伊原木隆太 岡山県知事)
「私は『反転攻勢』ということを書きました。2022年は結局終わってみれば、コロナ対応に終始した1年だったんですけど、一つ良かったのは、この夏の第7波を『行動制限なし』で乗り切ることができた、ということなんです。今第8波と戦っている最中ですけれども、ぜひ行動制限なしで、これからの1年も極力コロナに制約されない『反転攻勢の年』にしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします」

(大森雅夫 岡山市長)
「私は『街が動く』。この年末年始も大勢の方が街に出てこられました。昨年は様々な民間企業の開発も動きましたし、『岡山城のリニューアル』もございました。今年はいよいよ岡山芸術創造劇場がオープンします。そういう意味で『街が動く』、より街が賑わいを元のように、より一層活気を呈してくる、そういったことを期待しております。頑張っていきますので皆さん、よろしくお願いいたします」

ー宮長さんは『挑戦DX・SX』と書いていただきました。

(岡山経済同友会 宮長雅人 代表幹事)
「今年は『新たな挑戦の年にしたい』というふうに思い、この言葉にさせていただきました。やはり『前例踏襲』では進歩もありませんし、新しいことにチャレンジをして失敗を恐れず前進してやり抜くと、そういうことがやっぱり必要なのかなというふうに思いました」

「この『DX・SX』というのは、そのキーワードというふうに私は思っていまして、『DX』というのは『デジタル技術を使って企業変革を起こす』こと、『SX』というのは持続可能な企業を目指す、それも社会と共生しながら目指す...そういうそういうことを企業の変革に取り入れましょう、と。そういうことなので、ぜひそういう所へ変革を挑戦をしながら実現したいというふうに思っております」

ー梶谷さんには「相互理解」と書いていただきました。

(岡山経済同友会 梶谷俊介 代表幹事)
「今は、本当に『時代の大きな変換点』に来ていると思います。そして、多様な人が活躍していくことが必要だと。そういったときに、やはり『お互いが相互理解して』こそ、一緒により良い社会を築いていくことができるんだろう、というふうに思っています。本当に『相互理解』というのは難しいことですけれども、これにぜひ挑戦をしていきたいと思っております」

(岡田美奈子アナウンサー)
ありがとうございます。本当に岡山全体で明るく前向きに進んでいける1年にしていきたいなと思いました。皆さんありがとうございました。