愛媛県の松山城の城山のふもとにある東雲神社で高さおよそ25メートルの巨木が突然倒れました。
樹木医は「宿り木」の危険性を指摘しています。

(山田祐也アナウンサー)
「神社へと続く道なんですが大きな木が幹の部分から折れて階段に覆いかぶさっています」

神社の本殿へと上る石段を完全に塞いだ倒木。
12日午後2時20分ごろ、松山城の城山のふもと、ロープウェー商店街に面した東雲神社で幹の直径およそ1メートル、高さ25メートルほどの巨木が突然倒れました。

参拝に訪れた人からの通報で発覚し、けが人はいなかったということです。
倒れたのは、樹齢100年以上だというシイの木で、所有する神社は12日から倒木の撤去作業を進めています。

(毎日参拝に訪れる人)
「やっぱり残念残念ですけど仕方ない、木が太ってきたんだから。
惜しいなと思う」

13日現場を訪れた樹木医の高田俊彦さんは、シイの木に別の植物が寄生する「宿り木」による重みで倒れたのではないかと推測します。

(樹木医 高田俊彦さん)
「あそこまでアラカシの葉なんですね。そこから下は葉が違う元の木のものなのでシイの中にアラカシが生えてそれが成長しすぎて頭を振った。
風によって振られて折れたというのが原因だと思う」

高田さんは宿り木を見つけた場合は、「切り落としてほしい」と話しています。

神社は被害を防ぐため倒木をワイヤで固定していて、今週中にも完全に撤去し、石段の通行を再開したい考えです。