気象庁によりますと10日、前線を伴った低気圧が日本海を北東へ進み、夜のはじめ頃にかけて前線が近畿地方などを通過する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本から東日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となります。

11日から12日にかけては、低気圧が発達しながら北海道付近を通過してオホーツク海へ進むため、北日本や東北地方を中心に気圧の傾きが大きくなり、暴風や高波に警戒が必要です。

◇近畿地方では、10日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するでしょう。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響です。竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。(4月10日 午後4時5分気象台の発表)

◇北海道地方では、10日夜から11日にかけて、前線を伴った低気圧が発達しながら北海道付近を通過し、12日にかけてオホーツク海で動きが遅くなる見込みです。このため、北海道付近は気圧の傾きが非常に大きい状態が続くでしょう。日本海側北部では、11日朝から夜のはじめ頃にかけて暴風に警戒が必要です。

11日の風の予想は北海道日本海側北部の陸上で20メートル(35メートル)、日本海側北部の海上で23メートル(35メートル)。太平洋側西部の陸上で16メートル(30メートル)、太平洋側西部の海上で20メートル(30メートル)などとなっています。

◇東北地方では、11日は気圧の谷や上空の寒気の影響により、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。東北の太平洋側南部の陸上では、11日夜遅くから12日にかけて西よりの暴風が吹く見込みです。日本海側を中心に、11日昼前から夜遅くにかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうにも注意が必要です。

11日から12日にかけての風の予想は、東北太平洋側南部の海上で18メートル(30メートル)、東北太平洋側南部の陸上で18メートル(30メートル)となっています。

◇九州北部地方では、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれはなくなりました。(4月10日 午後3時30分 気象台の発表)

◇九州南部・奄美地方では、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、鹿児島県では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。鹿児島県(奄美地方を除く)では10日夜のはじめ頃にかけて、奄美地方では11日明け方にかけて、局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。