4~6月は例年より注意

望月准教授によりますと、クマは、エサを食べた場所を記憶して再び同じ場所に現れることがあり、このクマも過去に人里でエサを食べた可能性があるということです。

望月准教授「去年大量に街中や人の近くに出てきているので、そこで学習した個体が冬眠明け4、5、6月のタイミングでまた出てくるという危険性はある。例年よりも4、5、6月は注意をする必要がある」

県警のまとめでは、今年に入ってから9日までクマの目撃件数は104件に上っていて、去年の同じ時期と比べて90件も増えています。一方で、望月准教授は秋以降は市街地でのクマの出没は去年よりも減るとみています。

望月准教授「今年はブナが花をつけそうな感じだった。花をつける=実になるので、ブナの実が秋以降ちゃんと実をつけてくれるだろうと。クマにとってのエサがあるので、一定数山の中でとどまってくれるだろうと思う」

この先、6月くらいまでは過去に人里で「おいしい思いをした」クマの出没に注意が必要です。もし、近くでクマが出た際、望月准教授は、注意点として「朝、玄関を開ける前に周りの音に注意を向けること」や「クマの動きが活発になる日が出ていない時間帯は、1人で行動しないこと」などをあげています。自治体や警察が発信している出没情報を確認して、クマにご注意ください。