千葉県の養鶏場で鳥インフルエンザが発生し、県はけさから、およそ1万羽のニワトリの殺処分を行っています。全国で確認された鳥インフルエンザの発生件数は、過去最多となりました。

千葉県によりますと、きのう午前、旭市の養鶏場から「死ぬニワトリが増えている」と通報があり、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性が確認されました。

その後の遺伝子検査で、高病原性鳥インフルエンザへの感染が確認され、県はけさから、養鶏場で飼育されているおよそ1万羽のニワトリの殺処分を行っています。県は、この養鶏場から半径3キロ以内の農場に対し、ニワトリや卵の移動を禁止することなどを求めています。

今シーズン、全国で鳥インフルエンザの発生が確認された件数は54件目となり、過去最多となりました。