シベリアシリーズなどで知られる画家、香月泰男の生涯を描く映画がふるさとの山口県長門市で撮影されます。
9日、実行委員会の開催に合わせ、メガホンを取る五十嵐匠監督が訪れロケ地を視察しました。

五十嵐匠監督など13人が出席して実行委員会が開かれました。
映画はシベリアシリーズなどで知られる長門市出身の画家、香月泰男の生涯をたどるものです。香月がこよなく愛したふるさと長門での暮らしを中心に、シベリアでの抑留生活や戦地からの引き揚げなどを描きます。

メガホンを取る五十嵐監督は2001年に長門市出身の童謡詩人、金子みすゞの生涯を描いた「みすゞ」なども手がけています。
五十嵐匠監督
「人間的魅力として、ご家族の皆さんをこれほど愛した香月先生の姿ということ、人間的魅力というものを映画の中でできればと思います」
委員会のあと五十嵐監督はロケ地を訪ねました。

香月の自宅にはシベリアから持ち帰った種から育てた豆の木があります。香月は「サンジュアンの木」と呼んでいました。豆はシベリアの収容所で病人用の食事として出されていたものだったそうです。
香月は「俺が死んだら、庭に骨をまけ。豆の木に生まれ変わってお前たち家族を見守ってやる」と遺言を残していたといいます。

自宅前の久原橋は作品作りの疲れを癒やすため1日に何度も立ち、三隅川を眺めたそうです。
映画の製作費は4800万円で、そのうち500万円をクラウドファンディングで募っています。
子役7人と大人役3人も募集していて、3月19日にオーディションを行うということです。
公開の時期はまだ決まっていませんが、映画は8月中旬に完成の予定です。














