3月、函館市中島町の住宅で、62歳の兄の遺体を放置したとして逮捕された60歳の女が、兄が死亡しているにもかかわらず、函館市から兄の分の生活保護費をだまし取った疑いで再逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、函館市中島町に住む不動産経営、米谷房江容疑者60歳です。

米谷容疑者は、2025年5月1日から2026年2月26日までの間、11回にわたり、同居していた62歳の兄が死亡したことを隠して2人世帯だと偽り、函館市から受け取った生活保護費約130万円のうち、兄の分の約54万円をだまし取った疑いが持たれています。

警察によりますと、米谷容疑者は、3月20日に自宅で同居していた兄の遺体を放置したとして死体遺棄の疑いで逮捕されていて、その後の捜査で生活保護費の不正受給が明らかになりました。

また、遺体は司法解剖の結果、死後1~2年が経過し白骨化していてましたが、骨折などの外傷はなかったということです。

米谷容疑者は取り調べに対し「生活が苦しく、兄の死を隠して生活保護をもらっていました」と容疑を認めているということです。

警察はさらに不正な受給がなかったか調べています。