県内の年の瀬の風景です。
31日午前、創業120年を超える人吉市の老舗蕎麦店、「丸一蕎麦屋」には、予約した年越しそばを受け取る客が次々と訪れました。
店内には準備された年越しそばがずらり。
店主の佐々木栄一(ささき/えいいち)さんは、30日からほとんど寝ずに約1000食のそばを打ったということです。
2020年の7月豪雨で被災した丸一蕎麦屋。
今年3月に店舗の改修を終え、元の店舗で営業を再開して初めての年末です。
「これを食べないと年を越せない。(人吉は)まだ復興半ばみたいな感じですよね
いまからだと思います」(そばを受け取った客)
「子どもたちが帰ってくるので、とても楽しみにしています」(そばを受け取った客)