絶対に負けられない伊予決戦。J2・FC今治とJ3・愛媛FCが百年構想リーグで相まみえ、試合は最後まで分からない白熱した展開となりました。

(FC今治サポーター)
「勝ってほしい!多分絶対勝てる。2ー0で今治が勝つ」
(愛媛FCサポーター)
「ひたむきに泥臭く戦って最後に1点でも多くとって、勝ってほしい」

両者のプライドを懸け、勝利だけが求められる伊予決戦。去年はJ2で2度対戦し、2勝0敗と圧倒した今治。一方、雪辱を果たすべく3年ぶりの勝利を目指す愛媛。

先に主導権を握ったのは今治でした。開始早々、山田のクロスにエジガル・ジュニオ。ここは愛媛のキーパー辻が立ちはだかりますが、前半25分には、ペナルティエリアの外から山田のミドル。その4分後には近藤のクロスに駒井。

ゴールはなりませんが、前半30分を過ぎた時点で今治がシュート6本と押し込み、主導権を握ります。

一方、今治の厳しいプレスの前に序盤はシュート1本のみに封じられていた愛媛でしたが、前半36分のコーナーキック。こぼれ球に阿部稜汰。

去年までFC今治に在籍した男が古巣相手に恩返し弾。愛媛が少ないチャンスをものにして先制します。

後半は両チームともにチャンスを作りますが、追加点は生まれず。それでも愛媛1点リードの終盤、ホームで負けるわけにはいかない今治は、ここから猛攻を仕掛けます。

後半44分、梅木のクロスにタンキ。しかし愛媛の辻が懸命に手でかき出します。さらに後半アディショナルタイムにはこぼれ球に林。ここも辻がビッグセーブ!得点を与えません。

辻のファインプレーも光った愛媛が1対0で試合を制し、伊予決戦では2023年以来の勝利を収めました。

(愛媛FC・辻周吾選手)
「サポーターが勝ち以外求めていなかったので、それに結果で応えられたのはよかった」

(愛媛FC・阿部稜汰選手)
「言葉では言い表せないぐらい、すごく色んな思いがあって、きょうの試合臨んだので自分の得点でチームを勝たせることができてすごく嬉しい」

順位表では負けた今治は9位に転落。一方、勝った愛媛は最下位脱出、8位に浮上です。