熊本地震の発生からやがて10年です。
熊本市は、その教訓を踏まえて、車中泊が必要になった人を支援するためのマニュアルやガイドラインを公開しました。
2度の震度7に襲われた熊本地震では、家の倒壊を恐れて車中泊を選ぶ人が多くいました。
こうした経験を踏まえ、大西市長は4月2日の記者会見で、車中泊避難のガイドラインとマニュアルを策定したと発表しました。
マニュアルでは、非常食の確保や駐車時の防犯対策の他、エコノミークラス症候群の予防法などについて掲載しています。
また、車中泊避難の場所として、事前に2か所を指定しました。
記者「熊本市が車中泊避難スペースとして指定したのが、市民が分かりやすく、かつ駐車場のスペースが広い、この場所を含めた2か所です」
指定した2か所は、「中央区の熊本競輪場」と「南区のアクアドームくまもと」で、震度6弱以上を観測する地震が発生した時や、災害対策本部の指示に基づき開設されます。
合わせて約300台の駐車が可能で、このガイドラインとマニュアルは熊本市のホームページで公開しています。
熊本市は「車中泊避難を推奨するものではなく、あくまでも避難する人の安全確保のために必要だとしてマニュアルなどを設けた」としていて、今後、さらに、車中泊の指定場所を増やす方針です。
内閣府の手引きに基づいて、自治体がこうしたマニュアルなどを策定したのは初めてということです。
今回、熊本市が「中央区の熊本競輪場」と「南区のアクアドームくまもと」を車中泊避難スペースとして指定した理由は
〇市民が分かりやすい
〇駐車場スペースが広い
〇常設されたトイレ・外灯がある
などとしています。
ただ、大西市長は今日の会見で「策定は車中泊避難を推奨するものではなく、避難者の安全確保のため」と念を押しました。













