「きょうですね(下関市)王喜に行って参りまして、王喜でアスパラに取り組んでいる村上夢農園に行って来ました」

成長戦略として新たに掲げているのが地方の活性化です。
下関市の村上夢農園では手間がかかるホワイトアスパラガスを生産したり出荷時期をずらしたりして市場価値を高める工夫をしているといいます。
安倍総理も収穫を体験しました。

「農協改革も行いますが、これは農協を潰そうとかいうことではなくて、農家にとって大切なのは地域の農協ですね、地域の農協が地域のよさを生かして、いろんな創意工夫ができるような仕組みにですね、根本的に変えていきたいと思ってます」


木村アナ
「私も女性の一人なんですが、女性の活躍推進も掲げていらっしゃいますね」
安倍総理(当時)
「リーマンブラザーズがですね、もしリーマンブラザーズアンドシスターズだったら潰れなかったという言葉もありますから」


下関市の子育て支援施設「ふくふくこども館」にも足を運びました。
経済界に女性の役員登用を求め女性が働きやすいよう子育ても支援するとしています。
来年度の国家公務員の採用について3割を女性にするという具体策も打ち出しました。
「女性の皆さんが頑張って夢を実践できる、そういう社会を作らなければ成長していくことができないと思うんですね」

木村アナ
「ここ山口県は地理的に韓国や中国と非常に近いわけで関係も深いわけなんですが中韓との外交についてはどのようにお考えですか?」


安倍総理(当時)
「中国も韓国も隣国でありますから、世界中そうなんですが、隣国どうしというのはですね、歴史的にいろんな問題を抱えます。
11月にAPECがあります。そこで、北京で開催されますから、そこで会談ができればいいと思っています。
日本のドアは常にオープンであり中国側にも同じ姿勢を取ってもらいたいと思います。もちろん解決をしていくべく努力はしなければお互いにですね、努力はしなければなりませんがほかにも話すことはたくさんあるはずですから。韓国との関係もですね改善をしていきたいと思っています」

また、拉致問題についても北朝鮮による特別調査委員会が発足(2014年当時)し進展が期待されています。

「大切なことはすべての拉致被害者の日本への帰還でありまして、ご家族の皆さんもだんだん年を取って来られました。あまり時間がない中で何とか1日も早く、多くの方々に日本に帰って頂くことができるように頑張っていきたいと思います」