原子力規制委員会はきょう、原発のテロ対策施設の設置期限を延長することを決定しました。
原発の重大事故やテロの対策を目的とする「特定重大事故等対処施設」いわゆる特重施設は、原発本体の工事計画などが認可されてから5年以内の設置が求められていて、期限に間に合わなかった場合は、施設が完成するまで原発の運転ができません。
これまでに特重施設の設置が完了した原発は12基ありますが、このうち、期限に間に合ったのは1基のみで、その他の11基は1年ほど遅れての完成となりました。
こうした実態を受け、原子力規制委員会はきょうの定例会で、特重施設の設置期限を原発の「営業運転開始日から」5年に変更することを了承しました。起算日を変更することで、事実上、期限が延長することになります。対象となるのは、現在の規則での設置期限を迎えていない原発です。
特重施設設置が期限に間に合わないとしていた東北電力・女川原発2号機は、規則が施行されれば、今年12月の運転停止を免れる見込みです。
原子力規制庁は、5月中に規則の改正案を示したいとしています。
注目の記事
【ナフサ不足】庶民の味方「納豆」にも値上げの波が…国内流通2割誇る納豆菌生産メーカーも頭抱える 仙台

俳優・宇梶剛士さん 暴走族を経て少年院へ入った過去…「人を信じるには心の力がいる」社会復帰に向けて学ぶ少年たちに〝渡した〟思い

【ヒグマ撃退】覆いかぶさるクマに"鼻パンチ"か 78歳男性が語る生還劇「口が開いて噛もうと…ヒグマに殺される」北海道士別市

公園に現れた「あまりにグロテスクな巨大カブトガニ」しかも2.2メートルの高さに...なぜ?【岡山】

「遭難する人は自信過剰なんですよ」閉山中の富士山で相次ぐ無謀な登山 2248回登頂の「ミスター富士山」實川欣伸さんが指摘する危険性

「パパ、どうして僕は死んじゃったの?」朝食抜きでインスリン注射し運転…9歳息子を奪われた父親が訴える「これは事故ではなく犯罪」禁固2年6か月の判決は「経費横領と同等」命の軽さに問う日本の交通司法【後編】









