新型コロナの感染が急拡大している中国。現場の医師たちは、このままだと「死の波」が来るとSNS上で警鐘を鳴らし始めました。
これは河北省の動物園で撮影されたとされる映像。新型コロナに感染し、横になっている飼育員のもとに現れたのは…
飼育員
「水を持ってきて。水を飲みたいんだ」
サルです。飼育員は動物園に泊まり込みながら療養しているとしていて、サルが水を持ってくる映像が投稿されていました。
一方、こちらは24日の山東省の火葬場とされる映像。建物の前には遺体を入れたとみられる袋が並んでいます。
新型コロナによる死者の急増が指摘される中国。SNSではこんな動きが。
救急センター医師
「12月25日、きょうは救急の日勤です。食事やトイレの時間もないまま、一日中奔走しています。患者はみんな重い症状、資源は乏しい状態です」
現場からの切実な訴えを、医療関係者が相次いで投稿しているのです。
麻酔医
「一般に必要なとき以外は人工呼吸器をつけませんが、最近は多すぎます」
こちらの医師はこのままだと「死の波がくるかもしれない」と警鐘を鳴らします。
呼吸器の専門医
「呼吸器科の患者の大半はコロナで満床状態です」
新型コロナのオミクロン株について中国政府はメディアを通じて“毒性は弱い”などと訴えますが、現場からは逆に「肺炎で重症化するケースがある」との声が上がっています。
こうした中、いま人気が高まりつつあるのが…
「今日はマカオにワクチン接種を受けに行きます。伝説のmRNAワクチンです」
「ワクチン接種終わりました」
中国本土ではできない外国製のワクチン接種を受けるための、香港やマカオへの旅行です。
「接種後30分待っているよ」
感染が拡大する中、自己防衛のために接種を受ける人が増えているとみられています。
中国では、春節を迎える来月下旬に感染拡大のピークを迎えるといわれており、医師や市民の間では危機感が高まっています。
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