30日、宮崎市は市内の女性が「麻しん」、いわゆる「はしか」に感染したと発表しました。
「はしか」の特徴とその恐ろしさを専門家に聞きました。
麻しんウイルスによる急性の全身感染症「はしか」。
最初は、風邪のような症状からしだいに高熱が出て、人によって高熱後、発しんが体全体に広がります。
また、1人の感染者が同じ場所同じ空間にいると、12人から18人に感染させる高い感染力が特徴です。
(宮崎市保健所 門内一郎所長)
「一番は感染力が強いというところになる。先進国でもだいたい1000人に1人は、亡くなる人もいる病気なので、あなどることはできないかなと」
「はしか」の最も有効な予防はワクチン接種。
門内所長によりますと、1度目の接種で95%が、2度目の接種で97~99%の人が免疫を獲得できるといいます。
しかし、今回、感染が確認された女性には、2回のワクチン接種歴がありました。
なぜ、感染したのでしょうか?
(宮崎市保健所 門内一郎所長)
「ごくまれに免疫を獲得できない人がいたり、年を追うごとに免疫が落ちていってしまうということがありますので、その可能性が今回はあるのかなと」
宮崎市保健所は、感染した女性の行動履歴を公表していて、近くにいた場合は、10日から3週間程度は自分の体調管理に気を付けて、なんらかの症状が出た場合は、必ず事前に医療機関に電話をした上で受診するよう呼びかけています。
なお、妊娠している人が「はしか」にかかると、流産や早産を起こすおそれがありますが、妊娠中はワクチン接種はできないそうですので、人ごみを避けるなどの注意が必要です。
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