あの日から2年余り…新たな挑戦

相棒は、ギター。

◇大間圭介さん…「(~♪)こんな感じですかね。ちょっと経験があるくらい。まだところどころ無茶苦茶ですけどね」

中学時代には友人とユニットを組んだこともある大間さん。

支えてくれたのは周囲からの励ましでした。

今度は自分が誰かの力になりたい。その思いが、大間さんを突き動かしました。

◇大間圭介さん…「来年は少し、自分が頑張っている姿を家族に見せたい。人に喜んでもらえることができたら」

2026年3月18日。大間さんの姿が、石川県かほく市の老人ホームにありました。

自前の機材を運び込み、慰問ライブに挑みました。

◇大間圭介さん…「(緊張感はある?)緊張しますね。でも1回目の時よりはない」

会場には利用者や職員およそ70人が集まり、その姿を見つめました。

歌に込めた「前を向いて生きていく」

◇大間圭介さん…「この2年間、自宅でひとりでいて、涙することもあったが、これからは涙を流さないこともないが、少しずつ前を向いて生きていこうという思いで歌います」

選んだのは、利用者にもなじみのある曲「涙くんさよなら」

♪「なみだくんさよなら さよならなみだくん また会う日まで」

ステージの傍らには、常に家族の姿がありました。

「んー、盛り上がって汗をかいてきた。よし」ライブが進むにつれ、参加者も声を出して歌うように。会場に一体感が生まれました。

沸き起こるアンコールに、KAN・愛はかつ。

♪「どんなに困難で くじけそうでも 信じることを 決してやめないで」

◇集まった人たちは…
「よかった、嬉しかった」
「また来てもらいたい」
「子供や妻を亡くして、よくあれだけやってきた」
「大変だっただろうと思う」

◇大間圭介さん…「すごく盛り上げていただいたので、あっという間に終わった」

根底にあるのは、人に喜んでもらいたいという純粋な気持ち。

◇大間圭介さん…「しばらくは就職は考えてなくて、しばらくは自分の今後を考えながら、これだけじゃなく、いろんな活動をしたい」

警察官の制服を脱ぎ…

大切な家族との約束を胸に…

新たな人生の一歩を踏み出した、大間圭介さんです。