20代から40代の女性に増えている『子宮頸がん』

毎年、国内ではおよそ1万人の女性が発症し、およそ3000人が亡くなる『子宮頸がん』の主な原因は、ヒトパピローマウイルスの感染ですが、ワクチンを接種することでその8割から9割を防ぐことができるとされています。

しかし接種後の副反応を訴える人が相次いだため、政府はおよそ8年半のあいだ接種の積極的な呼びかけを控えていました。

その後、安全性が確認されたことから厚労省は、2022年4月からホームページなどでワクチンの効果とリスクを明示しながら、他の定期接種と同様の個別接種の推奨を行っています。

中学2年生の愛理さんは、自身で知識を得た上でワクチンを打つことを決めました。

決断のきっかけは、身近な人が子宮頸がんに“り患”したからだと言います。

「お母さんとおばあちゃんが子宮頸がんになったことがあって、身近な人がなっているから、よくある病気なのかと思って、副作用はあまりないと聞いて、予防したいと思い打ちたいと思いました」

愛理さんの祖母は子宮頸がんの初期段階と診断され、さらに愛理さんが3歳の時、母親の牧子さんも初期段階の子宮頸がんが見つかりました。

【牧子さん】
「まさか自分が“がん”になるとは本当に全然思っていなくて…」
「もっと悪くて、もし娘のそばにいられなくなったらと想像して、怖かったし、心配でした」

牧子さんはその後、手術で子宮の一部を摘出しました。