もうすぐ新年度、新生活の準備で何かと出費がかさむ時期ですが、この春も値上げに歯止めがかかりません。
生活に欠かせない食料品の価格は、どうなっているのでしょうか。宮崎市のスーパーを取材しました。
帝国データバンクによりますと、4月から値上げされるのは、調味料や加工食品など2500品目以上。
多くの人が物価上昇に頭を悩ませる中、やはり、気になるのが、コメの価格です。
(買い物客)
「なんか全体的に高くなってて、特にコメとかは買いづらいですね。わりきって、買っています」
「1つ、これだけが高いというのではなくて、全体的に上がっているなという印象があります」
こちらの店舗では、店頭に並ぶコメの多くが、5キロ4000円台。
現在も、高止まりが続いていますが、新米のシーズンを前に、卸会社が価格を下げることから、来月からは、1割ほどの値下げを予定しているということです。
コメに下落の兆しが見える一方で、家計を圧迫しているのが、輸入鶏肉の価格です。
この店では、惣菜に使用する鶏肉をブラジルからの輸入品で賄ってきましたが、鳥インフルエンザの流行で、1キロあたりの単価は、去年12月と比較しておよそ6割上昇。
流行拡大が続いていることから今後は輸入が困難となり、国産へ切り替えるため、仕入れコストはさらに3割上がる見込みです。
店では、3月31日から惣菜の価格改定を予定しています。
(まえだストアー 前田陽一朗社長)
「鶏肉を使った料理が非常に(惣菜の中で)割合を多く占めるものですから、そちらの価格が上がった分、どうしても企画、または定番(商品)の金額を上げざるを得ない形になっております」
一方で、価格が落ち着いているのが、葉物野菜です。
天候に恵まれたことから、例年並みの価格で提供できているといいます。
(まえだストアー 前田陽一朗社長)
「われわれ食料品小売業は、なかなか厳しい状況や値上がりが続くのですが、なんとか知恵をしぼって、より良い商品、よりおいしい商品を、できるだけ低価格でお出しできるように、これからも一生懸命努力していきたいと思います」
止まらない値上げ。
新年度の食卓は、価格の変化を見極めながらのやりくりが続きそうです。
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