岡山県の卓球の競技力向上を目指して、元世代別日本代表監督らが強化組織を設立し、本格始動しました。
岡山市南区の卓球場で、中学生らが春休み返上で汗を流します。県内トップ選手の育成・強化を目指して発足した「岡山ユース卓球アカデミー」。
この春、中学1~3年生になる12人の選手が所属しています。発起人となったのは、世代別日本代表を指揮した経験もある丸川真一さん。アカデミー設立の背景には、有望な小学生選手の県外流出を食い止めたいという狙いがありました。

(岡山ユース卓球アカデミー 丸川真一総監督)
「県外に出て上手になる子ももちろんいてもいいし、県外に出なくても岡山でも世界を狙えますよという環境を作りたい」
特に人材流出が顕著だったのが2016年から2018年。小学生の全国大会団体戦で岡山は3連覇を達成しましたが、メンバーの7割が県外の強豪中学に進学しました。
アカデミーでは高いレベルを求める選手たちの受け皿になろうと丸川さんをはじめ、県内の複数のクラブのコーチも参加。県大会で上位入賞した選手をスカウトし、週6日、指導を行います。

(河合来士選手)
「今までより高いレベルでできるから自分の成長につながると思います」
この春中学生になる祢屋楓選手。小学生の全国大会で3位入賞経験がある有力選手でこのアカデミーから声がかかり県内に残る決断をしました。

(祢屋楓選手)
「県外も少しは考えていたんですけど地元の方が優秀なコーチがたくさんいていい環境だと思った。世界で金メダルを取れるような選手になりたい」
トップ選手の育成に特化した組織は、県内では初めてといいます。今後は中学生の大会での上位入賞、そして、将来Tリーグや世界大会で活躍できる選手の輩出を目指すということです。














