福岡地裁の新たな所長が就任会見を開き、裁判のやり直しについて定めた、いわゆる「再審法」の議論について、「裁判所が合理的な期間内に結論を出せる枠組みが必要だ」と述べました。

今月8日付けで福岡地裁の所長に就任したのは、溝国禎久氏(62)です。

溝国所長は山口県下関市の出身で、京都大学法学部を卒業後、これまで那覇家庭裁判所長や福岡高裁の判事部統括などを歴任しました。

先月には、34年前に女の子2人が殺害され、元死刑囚の遺族が裁判のやり直し=再審を求めていた「飯塚事件」について、裁判長として再審を認めない決定を出しました。

裁判のやり直しについて定めた、いわゆる「再審法」改正の議論については、「裁判所が合理的な期間内に結論をしっかり出せる枠組みが必要」との見解を示しました。

また、溝国所長は、「質の高い司法サービスを提供し続けることができる裁判所組織を目指して国民の期待に応える」と抱負を述べました。