陸上自衛隊与那国駐屯地の開設10年を祝う式典が開かれ、2030年度に配備が予定されている地対空ミサイルの発射機が展示されました。

式典では与那国駐屯地の小俣好史司令が「今後の部隊配備や駐屯地機能の拡充は、我々に対する期待の表れでもある」と訓示を述べた一方、上地常夫町長は今後の機能強化について「防衛省には住民に丁寧に説明するよう強く要望する」と述べました。

会場ではミサイルや戦闘機などを撃ち落とす能力を備えた中距離地対空ミサイル(中SAM改)の発射機が初めて展示されました。展示は2030年度に予定される配備前の地ならしの狙いがあるとみられ、会場の外では配備に反対する住民らが抗議しました。

中SAM改は2021年に国内で初めて南城市の知念分屯地に配備され、その後防衛省は宮古島駐屯地と石垣駐屯地にも配備を拡大しています。