3月28日昼頃、静岡県下田市の道路工事現場で、50歳代の男性が車両の上での作業中にタンク内に転落する労災事故があり、搬送先の病院で死亡が確認されました。

警察と消防によりますと、同日午前11時41分、下田市箕作の伊豆縦貫自動車道・河津下田道路の工事現場から「ミキサー車の中に人が落ちた」と119番通報がありました。

トラックの荷台に載せた円筒形のタンクの中に、静岡市駿河区の会社員の男性(57)が落下。消防が到着後、約30分で男性を引き上げましたが、男性は心肺停止の状態で、その後、死亡が確認されました。

タンクの上部には、70センチ×80センチのふたがあり、男性は誤って転落したものとみられています。別の作業員1人が一緒にいましたが、「目を離している間に男性が転落していた」と話しているということです。

2人は、道路ののり面に吹き付ける材料を作る作業をしていて、男性はタンクの上にいて、粉状にした紙や肥料、木くずなどをタンクに入れていたということです。一緒にいた作業員は、現場近くの稲生沢川からくんだ水をタンクに運んでいました。

警察が男性の死因や事故原因などを調べていて、業務上過失致死の疑いの有無についても捜査しています。